石橋代表個人のブログ さかいハッタツ友の会

発達障害の自助グループを主宰してます。家族会と当事者会があります。開催回数と年間のべ参加者数で日本一のセルフヘルプグループです。

自助グループの効果

ネットでは自助グループなんて行かない方がいい、なんて記事がトップになってて腹が立つ。

一回や二回の自助グループに行っただけで、すべての自助グループが意味ない!なんていうのは、やっぱり思い込みでしかないと思うね。

せめて10個位のグループに行って、このグループはこれがよかった、こっちはこれが良くなかったっていうのなら話はわかる。それに影響されちゃうネット民もちょっとどうかと思う。

 

自助グループの効果を列挙するとすれば

1、生き辛さを共感してもらえる

ご自身の持っている発達障害の生きづらさや苦しみを、発達障害でない人に話しして共感してもらえたことありますか?

当事者だからこそ分かり合えることがあると思いません?

もちろん発達障害は個性があるので、全ての人が同じであるわけがありません。でも生きづらさの種類にはパターンがあります。

あなたのそのしんどさは、あなただけが感じているのではありません。全人口の5%の発達障害当事者は似たような経験をしています。だから我慢しないでください。これ以上がんばらないでください。次女グループでそのしんどさを自分の言葉で語ることでかなり心が救われます。

 

2、一歩踏み出す勇気をもらえる

3、行政医療支援機関や学校などの情報交換

4、他人の体験談を聞ける

5、ロールモデルに出会える

6、自分語りによる気付き

7、リフレーミング効果

8、障害受容の促進

9、家族へのアプローチ

10、援助者治療原則