石橋代表個人のブログ さかいハッタツ友の会

発達障害の自助グループを主宰してます。家族会と当事者会があります。開催回数と年間のべ参加者数で日本一のセルフヘルプグループです。

発達障害でしんどい君へ

発達障害がある故に、今しんどい子供達へ。

あなた達が行っている学校はとても変な場所です。というか狂っています。世の中は学校ほどおかしくないです。

だから、そんな変な場所で頑張らなくてもいい。どんな方法でもいいので生き残ってください。卒業しなくても大丈夫。

 

あなたがメンタルを温存していれば「しかるべき時」は必ず来ます。そのタイミングを待て。

 

周りの大人たちは、きっとあなたを理解できないでしょう。でも、世の中に出れば、理解してくれる人と出会えるようになっています。ピアサポート自助グループを訪ねて来てください。お金はいりません。

 

繰り返します。

学校みたいな変な所で消耗するのはもったいない。あなたが頑張る場所はソコではない。

今は力を貯めておく充電期間だから、不登校でもいい。いじめられたら逃げていい。

いま無理をしたら、それこそ本当に一生を棒に振ることになるぞ。

君の力は未来のために残しておきなさい。

当事者家族会の価値

ハッタツ友の会は、家族会と当事者会に大別される。特筆は家族会。


当事者主体の家族会。


根底に流れる考え方は「親が変われば子は変わる」それを経験した親御さんが運営してくれている家族会。子供や世間や学校や共生を変えるのではなく、親自身のあり方にフォーカスしたグループカウンセリングの体をなしている。

実は発達障害の諸問題の根本は、ほとんどが突き詰めると親世代の「昭和の呪縛」
右肩上がりの時代の価値観が、令和の今も幅を利かせていて、現実とのズレに親も子もはまり込んでもがき苦しんでいるのが実情。それを親が自覚すれば、子供の問題行動は改善していく。
つまり、親支援をやれば多くの発達障害の問題は改善するって事。でも現状では親支援が可能な組織や機関は皆無。問題意識が欠落している。
また家族による家族会だと、圧力団体になったり、愚痴や不平不満に終始しがち。必要なのは「これ以上、親は頑張ったらダメ」ってこと。親は自分の至らなさを自覚し、子供を通じて自分の生き方と向き合うことが必要。
いまは本当の意味で、親支援という名の親の意識改革ができるのは、ペアトレは以外は、当事者による家族会だけ。
同じ立場の親経験者から共感してもらって、勇気づけられて、アドバイスしてもらえる。当事者会も同じプロセス。これによって人は緩やかに変わっていく。

運営する当事者側の資質も大切
1、親の気持ちに寄り添えること
2、表現方法を様々な言葉で言い換えられること。オブラートとストレートのバランス
3、当事者たちの言動を通訳できること。


いま本当に変わらないといけないのは世間でもなく、支援機関でもなく、当事者でもなく、まず最初に親の意識を変えること。どうすれば出来る?

そのために必要なのは?
1、行政主催で「発達障害の持つ子の子育て講座」
2、希望者による任意の家族会
3、さらに希望する人にペアトレやペアプロなどの情報提供

この3段階で親の意識はかなり変わる。
結果、成人当事者も発達障害児も親自身も救われる。さらには支援者の負担も減る。かつ、支援する側に回れるピアスタッフを育成することができる。

 

 

そのために当事者ができることは?
とにかく自助グループを長続きさせること。

毎月淡々と会を開催すること。

長期継続すれば、信用や視界の低さは後からついてくる。
長続きのためには、主催者が消耗しないこと。
消耗しないためには、いらん事しないこと。自助会での人間関係やイベント開催にエネルギーを無駄使いしないこと。

 

石橋尋志

自助会と発達障害BARの違い

質問①
自助グループではどんな活動をするのか」

 

石橋回答

10人前後で集まって困り事の相談や近況報告などを自由に話す茶話会。月に一回程度。ただ集まってしゃべるだけなのに、生きづらさに対して非常に効果があります。その理由についてはセルフヘルプグループの研究をインターネットで検索してみて下さい。オープンダイアログと同様の効果があります。

 

質問②
自助グループに参加した人は、参加した前と後では表情に差はあるのか」

 

回答
ハマる人だと数ヶ月で顔色が劇的に良くなっていく。初参加の時は青い顔していた人が自助会で自信を取り戻して、今では一つの会を主宰するまで回復した事例も。

 

質問③
「生きづらさを抱えている人は、BARと当事者会のどちらに行けばいいのか」

 

回答
どちらからでも行きやすい方で良いと思います。入口はいろんなバリエーションがある方が良いと思うから。
実際のところ、多くの参加者は自助会が先で、その後に発達障害BARに行くようになると推測している。

 

 

質問④
「当事者会と発達障害バーとの大きな違いは?」

 

回答
最大の違いはお酒が入るか入らないかですね。お酒が入れば会話がはずむと言うメリットがある一方、トラブルも起こりやすいと言う諸刃の剣。発達障害バーは主催者に、自助会より人間関係の力量が求められると感じています。自分に自信がない人は自助会にどうぞ。

あと、コロナ禍だと飲食を伴うBARイベントは開催が困難になってますね。自助会は少人数、ソーシャルディスタンス、飲食なし、マスク着用、手指消毒でコロナ禍でも開催しています。

 

質問⑤
発達障害で生きづらさを抱えている人にアドバイスがあれば一言お願いいたします」

 

回答
求めれば逃げていく。
あきらめれば手に入る。

 

石橋尋志

発達障害の強みについて

発達障害とは凸凹なので、必ず強み弱みはある。ただ表裏一体だから、ひとつの特性が時と場合によって強みになったり弱みになったりする。
例えば、キッチリした性格→納期が決まっているタスクだと周囲をイライラさせてしまう。


日本ではある程度のオールマイティが求められるので、強み弱みがはっきりハッタツさんに不利なのはよく知られていること。


しかも、本人の努力でカバーできないことが多い。であれは、周囲の人に助けてもらえる人になるしかない。なので、一般的な職場で必要なのはスキルや得意不得意ではなく、良好な人間関係。

 

職場で単に長期就労を目指すなら以下。

これだけでも充分平和な日常は送れるようになる。

 

1、まず己を知る
自分の凸凹の把握(長所と短所を50個ずつ紙に書き出す、本を3冊読む等)
自分の特性を発達障害という単語を使わずに説明できるようになることが一つの分岐点


2、職場の人間関係の観察
各キャラを紙に書き出す

(答え合わせのための自助会)


3、自分のキャラ演出
自分のできる範囲で、職場の人から見た自分のイメージに近い言動を心がける。


4、感謝の気持ちを言葉以外で伝える工夫を。

口下手で雑談できないからこそ、態度や贈り物で気持ちを表現する方法を考えてみよう。

 

さらに、仕事で大成功したいなら、上記プラス
5、時間とお金と労力を仕事に惜しまない。つまり、他の事を諦める。諦めたものが多いほど得るものは多い。


6、やるだけやってダメなら諦める覚悟を。人事を尽くして天命を待つ。

 

ただ、5と6は相当な覚悟が求められるので、並の人では極めて困難な上、大いに消耗するので、広くお勧めはしない。

でも、やりたい人の気持ちを止めるつもりもない。失敗も人生だから。人間だから一度は社会的成功を手にしたいと思うだろうから。

 

1から4までを毎日淡々とやれば、おのずと強みを活かし、弱みをカバーしてもらえるようになってる。

 

多くの人が目的と手段と結果をあべこべにする。


目的(社会生活を長く平穏におくること)
手段(深い自己覚知と良好で適切な人間関係の距離感)
結果(強みを活かして弱みをカバー)

 

「とにかく行動(練習)」というアドバイスは若い人にオススメ。これを出来るだけ早い時期にやっておくと後の人生が楽になる。失敗も含めてすべて経験値になるから。成功したらラッキー。頭打ちして人は強み弱みを知るから。

 

とはいえエネルギーがもともと少ない人や、減っている人にはオススメできない。勇気を振り絞って起こしたアクションで失敗したら、ダメージがデカくて次に動けなくなるから。


その場合は、内的アクションが有効。自分の振り返りや自己分析、内なる声を聞く練習など。本やネットや物語もよい。


引きこもりはこれに近いので、問題行動ではない理由と言える。


ただ、人は動かなくても消耗する。それは焦燥感。動きたいのに動けない事で消耗する。引きこもりが長期化する原因はコレ。周囲の接し方もあるが、本人の中にある植え付けられた価値観が問題。


そんな価値観を植え付けたのは誰?多くの場合が親。悪気なく「昭和の呪縛」に我が子をかけているという現実。ちなみに、エネルギーが少ない人や減ってる人の原因もこの呪縛。

 

発達障害者の多くがコレにやられてるので、「とりあえず行動!」というアドバイスは的外れになりやすい。

※自己肯定感の残っているADHDにだけ有効。いわゆるバリ層だけが対象。

 

つまり、昭和の呪縛によって、多くの発達障害者が生まれた時から自己肯定感を奪われ、エネルギーを消耗し続け、植え付けられた焦燥感によって休む事も許されない、という状況になっている。そんな人たちに「まずはやってみよう」「失敗しても大丈夫」「強みを活かそう」という声掛けが、どんな反応になるか…

 

多くの発達障害者はギリ層ムリ層。

彼らが求めるのは共感と勇気づけ。

具体的なアドバイスは後でよい。

今までの生き辛さを肯定してあげて、ここまで辿り着けたことを賞賛してやること。

「今のアナタのままでいいんだよ」そんな分かち合いができるのは今のところ自助会だけ。


さらに自助会によって障害受容が自分で出来るようになると、おのずと生き辛さは軽減されていく。ほっといても自分から行動するし、失敗しても再挑戦できるエネルギーも醸成されていくし、自然と強みは活かされる。

 

だから受容や向き合いが先なのよ。そのための自助会。だからアドバイス不要なのよ。

 

さらにオマケ。
障害受容の先には「自己受容」というのがある。自分の特性は受け入れた。でも自分の今の状態には満足していない。もっと上を目指せるんじゃないか?目指すべきではないのか?!向上心!!


自己受容とは、自分の過去現在未来をすべて受け入れる事。あるがままを受け入れたら、向上すべき道はおのずと拓かれる。その道なら必ず成功できる。それが天命。

 

自己受容の前の向上心は焦燥感と似ている。行動を起こすエネルギーにはなるが、心を蝕む。トップアスリートのメンタル保持の難しさはコレ。

 

どうすれば自己受容できるようになる?


「今のままでいいんだと」と腹に落ちるのを待て。自助会を主宰してたら必ずそのタイミングは来る。


今の自分を肯定しても人は成長する。向上心がなくても人は生きてるだけで成長している。なぜなら生活しているだけで日々事件は起こるから。それにガムシャラに対処していくだけでいい。


ひとつ意識すべきなのは内向きのアンテナ。内的アクション。自分との対話する時間。答えは全て自分の中にある。自助会の主宰してると嫌でも自分との対話になる。参加者の発言で自分がどう感じたか、考えたかを記録しておこう。

自分のまだ知らない自分の本心に気がつくようになれば、自己受容は近い。そうなれば全てうまくいく。本心が望むものは全て手に入るようになる。もちろん予想外の方向で。だからアナタは今のままで大丈夫。これからは流れに任せて生きていけばいい。

 

長野県佐久市の自助会「サクサクムーン」

日帰りで大阪府堺市から長野県佐久市まで突撃してみました。f:id:duaed021:20210618172324j:image

長野県の道に明るいTwitter友だちの律子さんとSASAさんを拾って行程7時間半…

コレ早い方(笑)

途中ゲリラ豪雨に襲われたら、晴れ間に諏訪湖パーキングでパチリ。トラベルはトラブル。

無事に自助会会場に着いたら1時間半遅刻…

主催のマッサさん、ごめんなさい🙇‍♀️

 

会場では、マッサさんと参加者おひとり。ありがとう!終了時間延長して22時までお喋りして解散。トンボ帰りでございます。

 

そこまでして何故リアルで会いに行くのか?

 

一度、顔合わせしておけば、以降はオンラインでも繋がり易いから。特に昭和生まれの人には(私も含めて)

 

いかにIOTが進化しようとも、否、進化すればするほど、コロナ禍だからこそ、直接対面する価値は上がる。

 

そして同行者の律子さんやSASAさんと長い時間ご一緒でしたことも収穫。なにせ往復14時間

 

大きなイベントより、少人数の自助会に呼ばれることを私が望む理由はここにある。

 

石橋の目的は、主催者の全国ネットワーク。

動ける人、手を挙げられる人、声を上げられる人達の実効的、かつ緩やかな繋がり。

 

参加者は長期継続していれば自然と集まる。

大切なのは主催してくれるリーダーさん。

リーダーさんその地域に存在すれば、参加者は時間の経過と共に集まってくる。

それが時流だから。

 

なので、長野県佐久市のマッサさんリアルに顔合わせ出来たことが最大の収穫。

 

先月は横浜の副長と顔合わせできた。

おんちゃんにも会えたし。

来週は青森のリカさんと会う。

来月は仙台のトラッチさんに会いに行く。

それこそが自腹で交通費を出してでも会いに行く理由。イベントに行くのではなく、主催者に会いに行く。

 

発達界隈の梁山泊

個性的なアウトローな奴らと一緒に、マジで世の中を変えていくのよ。

 

そのための布石。

 

自分が死ぬまで、本気の奴らの当事者ネットワークを構築できたら、最高の人生だね。